ファクタリングは違法なの?手数料とその仕組み

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最近ファクタリングについて「ファクタリングって違法じゃないのか?」という話をたまに聞きますが、

確かにファクタリングはまだまだ認知度が低く、規制がないため悪徳業者と取引をしてしまうことでトラブルになるケースもあります。

しかし、本来、ファクタリングは違法ではなくちゃんとした商取引であり、正しく使えばむしろ会社の業績を増やすことにも役立ちます。

 

今回このファクタリングの誤解についてちょっと説明しておきます。

ファクタリングの手数料は高すぎる!これは違法金利じゃないの?

ファクタリングは契約によっては手数料は30%から40%となる場合もあります。
法定金利である100万円以上が15%という利率を超えていますがこれは違法じゃないのでしょうか?

たしかに消費者金融とファクタリングの両方を利用したことがる人からすれば消費者金融などの金利が現在15%程度なのに対してファクタリングの手数料は高いと感じます。

 

ファクタリングは融資契約ではなく、債権譲渡契約、つまりお金を借りるのではなく、譲渡契約なので貸金業規制法の適用外となります。

債権を30%の手数料で買いとった形になるので

もちろんこのことを隠して契約したのであれば問題になることもありますが、原則この譲渡契約は違法ではありません。

 

しかし問題はなぜここまで高い手数料になるのか?ということです。

 

実は3社間ファクタリングであればここまで高い手数料にはなりません。3社間ファクタリングは通常は1.5%から5%程度、高くても7%程度の手数料です。

 

しかしこれが2社間ファクタリングとなると手数料は10%~30%と非常に高くなってしまいます。

これは2社間でファクタリング契約をする場合非常にファクタリング会社としてもリスクが高くなるからです。

 

2社間ファクタリングは一度、売掛先から納入企業(ファクタリングを希望する会社)にお金が入り、その後ファクタリング会社に支払いをします。

 

つまり納入企業に一度お金を預けるわけです。

 

このお金は契約上ファクタリング会社のものなので、このお金を使いこんでしまったりすると業務上横領罪となるのですが、ごくたまに会社によってはこのお金を別の会社の支払いにまわしてしまったり、するわけです。

 

納入企業からすればいつもの入金と同じですからね。

 

でも契約上これはファクタリング会社のお金、絶対に使ってはいけないお金なんです。

しかし、ファクタリングを希望する会社によっては資金繰りに困って使ってしまうことがあり、そうなるとファクタリング会社は先に納入企業に支払ったお金を回収できないので大損してしまうわけです。

 

これは消費者金融なども同じですが、回収リスクが高くなるほど金利は高くなります。

ファクタリングもまだまだ規制がないことも理由としてありますが、ファクタリング業者としてはリスクがあるので手数料を多めに取りたいというのが本音です。

 

高いかもしれないのですが、リスクがあるのでこの手数料というのはある意味仕方ないのかもしれません。

今後は違法になる可能性も?

とはいえ、最近はこの2社間ファクタリングなどの手数料の高さを問題視する声も上がっており、ファクタリングを利用した会社としても倒産リスクを高める結果になるので大手のファクタリング会社や銀行系などのファクタリング会社は2社間取引を行っていないところもあります。

 

2社間取引は納入企業のや売掛先の業績、近況、信用調査を行い、債権の存在も問題なしと判断されれば、早ければ即日融資も可能であるので即金が欲しい人からすれば使い勝手がいいのですが、ただ、いくら即金でも売り上げの30%を引かれる場合は会社経営として危険になる場合もあります。

 

また、今後ファクタリングが一般的になるにつれ、さすがに手数料の高さから今後は問題となり上限金利のように規制が入る可能性もあります。

 

ファクタリングの手数料はいまのところ貸金業規制法などの規制はないのですが、かといってむやみに2社間取引を勧めたり、ファクタリングについて何も知らない経営者をだます会社もあるので今後はなんらかの規制が入る可能性は高いと思います。

 

とはいえ、消費者金融の時のように過払いとなるかどうかは微妙なのでそこは期待しない方が良いかもしれません。

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