ファクタリングを利用することで起こりうるリスクとは?

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ファクタリングを利用することで起こりうるリスクとは?

 

今まではその取引が約束手形と似てるために、業種によってはファクタリングの印象がそれほど良くなかったのですが、ITをはじめファクタリングは最近金融の世界でも利用が増えており、様々な企業もファクタリングによる資金調達を導入しています。

 

実は海外ではファクタリングは非常によく利用され、キャッシュフローを改善し、そのお金で新たな事業を展開するということを行うために有効利用されているのです。

 

また経済産業省がファクタリングをはじめとした動産担保による資金調達を推進するなどした結果、医療業界などでもファクタリングは年々利用されるようになりました。

 

しかしこんなファクタリングですが、まだまだ国として規制への取り組みも少なく一部では悪徳業者による悪質な契約があり、リスクがあるのも事実です。

 

今回こんなファクタリングに潜むリスクについて書いてみます。

ファクタリングをすることで起こる倒産リスク

ファクタリングのリスクといえばやはり「倒産リスク」です。

先ほどファクタリングは有効利用すればいいと書いたばかりですが、ファクタリングの利用によって倒産リスクが高まるのも事実です。

 

ではなぜそのようなことになるのでしょうか?

 

一つは無計画なファクタリングの利用によることが原因です。

 

よくあるのは今ある借金をなんとかしたい、お金が足りないからとりあえずファクタリングで都合をつけたいというもの。

 

ファクタリングはキャッシュフローを改善すると書きましたが、本来キャッシュフローを改善する目的とはキャッシュを早く手元に入れ、そのキャッシュで新たに事業を回す目的で利用します。

 

つまりキャッシュフローは利益だけではなく、借金によるキャッシュフローもあるのです。

 

しかし、手数料さえ払えば単に今すぐ現金が手に入る、支払いが速く済ませる、と無計画に余計なファクタリング手数料を払うことになります。

 

本来キャッシュフローを改善することで新たな事業をして、さらに利益を増やすというのが海外のファクタリング利用の本来の目的なのです。

 

単に支払いを早く済ませればいいというものではなく、ちゃんと事業計画があるうえでファクタリングを利用すべきなのです。

手数料の高さ

また、ファクタリングのネックともいえるのがファクタリングの手数料の高さです。

 

ファクタリングの手数料が3%と聞いて、なんだ安いじゃないか!と思う人も多いと思いますが、これは年利ではありません。一度のファクタリング利用につきその都度かかる手数料の割合です。

 

つまり一か月に一度売掛金が入ってくる債権を一年間の契約でファクタリングすると、毎月入ってくる金額の3%が引かれています。

結構これって一年にすると年利だと30%程度と消費者金の金利よりも高くなるのです。

 

ましてや2社間ファクタリングなどをした場合は手数料が高く、一度に20%~30%の手数料が発生します。

普通の会社であれば売掛金の20%が無くなったらどうなるでしょうか?

 

もちろん商品またはサービスはすでに納品してる状態であれば、下手をすれば赤字になってしまいます。

ましてや契約によってはそれが1年などの縛りがあると1年間続けば倒産リスクが高まるというのはまったくもって大げさな話ではないのです。

 

ファクタリングに関してこのことを知らない人が多いのでこのリスクだけはホントに気を付けてほしいと思います。

 

まだその売掛金以外にもたくさんの売掛金があるのであればそこまで大きな損失にはならないからもしれませんが、それ以外に大きな収入がない場合はファクタリングの利用は慎重に考えるべきです。

 

いくらお金が必要、そうしないと事業が回らないからといって、本来入るはずの利益を大幅に減らしてしまうことになっては本末転倒です。

 

一時的に資金が潤ったとしても必ずその後重大な問題になることがあるので下手をすると従業員の給料なども払えなくなることになります。

 

ファクタリングはブラックリストに載ってる人でも利用できるのですが、このようにしてどんどん資金繰りが悪化して借金漬けになる人もいるので利用は慎重に進めるべきです。

 

ファクタリングはうまく利用すれば会社を立て直すことができるのですが、一方で使い方を間違うと会社を倒産させてしまうことになります。

 

ファクタリング会社としては相手が会社が倒産しそうなどまったく関係ありません。

売掛金に問題がなければ簡単にファクタリング契約を結んでくれる会社も少なくありません。

 

しかしそのような業者と提携してしまうと会社としては命取りになることになってしまうので、ファクタリングの

利用に関してはいろいろな観点から冷静に考えるようにすべきです。

 

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